御所を、ただ歩く。|奈良県・御所まちひとり旅

先月、はじめて訪れた奈良県御所市。

銭湯の番頭さんに、来月はお祭りがあると教えてもらったので、ふたたび御所へ。

さて、今回はどんな1日になるかな〜。自由だ。

珈琲専門店 善兵ヱ でひとやすみ

1時間に1本しか来ない電車に乗り遅れ、王子駅の喫茶店へ。こういうのいいな。なんもきまってないとできるんだよ、こういうの。

王子駅 珈琲専門店 善兵ヱ 純喫茶 奈良県
うっわあ、いい外観。ひらけたまちかど。扉をあけるとママがにこって笑って接客してくださった。とっても可愛くて、うれしい。
王子駅 珈琲専門店 善兵ヱ 純喫茶 奈良県
アイスカフェオレを頼む

御所に、ついた!

ああ、この景色。おぼえてる。

奈良県 御所市 御所まち 改札
田舎すぎる改札機。今日は駅員さんもいて、住人っぽい人と仲良さそうに喋ってた。

降りてすぐ、前回とは違う方向にあるいてみる。

奈良県 御所市 御所まち 新地商店街
新地商店街へ。昔はお店がたくさんあったらしい。 
奈良県 御所市 御所まち 新地商店街
「リビングショップ西城」さんの前に果物の無人販売。果物や野菜の無人販売って、いい。
奈良県 御所市 御所まち 新地商店街 ススキ提灯
今日は、お祭りの日。御神燈がいたるところに。
奈良県 御所市 御所まち ススキ提灯
なんだかデザイン性の高い御神燈も発見。おしゃれ〜。
奈良県 御所市 御所まち
金木犀のいい香りがして探してみる。秋ですね。
奈良県 御所市 御所まち
暮らしが垣間見える家がすごく好き。かっこいいよね。

目的地は、ありません。

奈良県 御所市 御所まち
きれい。いかなきゃいけない場所なんてひとつもなくて。
奈良県 御所市 御所まち
ただ歩きつづけてる。こっちかも!と思う方向に身を任せて。
奈良県 御所市 御所まち
公衆トイレと、綺麗な芝生のちいさな公園をみつけた。風に吹かれながら、ベンチに腰掛ける。なんてきもちいいんだろう。

前喜商店さんにふたたび。

奈良県 御所市 御所まち 前喜商店
相変わらずかっこいい。明治元年創業の、砂糖などを販売しているお店。
奈良県 御所市 御所まち 前喜商店
卸売専門だったが、店舗としての営業も開始。新しく購入せずに、この家の裏にあったものを再利用したそう。黒電話のやり方、小学生の子達がわからなかったんだと嬉しそうに語ってくれたのおぼえてる。
奈良県 御所市 御所まち 前喜商店 りんご飴
りんご飴(700円)は、その場でカットしてくれて、お店の中でも食べられる。新鮮なりんごのようで、とっても甘かった。

カメラを持って、まち歩きに来る人が多いという。

「みんないいまちだって言ってくれるけど、わたしにとっては日常なのよ」

そう話してくれた、お店のおかあさん。

昔はもっと賑わっていて、この通りもお店ばかりだったのだとか。

きょうはお祭り。旦那さんは準備に出かけていて、あしたはおかあさんも朝早くから参加するそう。

地域の自営業者たちが協力し合い、まちのお祭りを支えている。

「暮らしのなかで困って連絡したら、すぐに来てくれるしね」

そんな話や、お祭りのこと、夜に開いているお店のことまで、親切に教えてくれた。

このまちの日常をつくっている人たちがいるからこそ、今の風景があるんだろうな。

奈良県 御所市 御所まち
お店を出て散策。日が暮れてきていた。綺麗な夕焼け。

御所まちのはずれに。ここにも、人が住んでいるのだろうか?

奈良県 御所市 御所まち
屋根が崩れたままのおうち。御所まちのかっこいいエリアのはずれにこんな場所が。
奈良県 御所市 御所まち
大通りを下って、原っぱの中に密集する住宅エリアに行ってみる。
奈良県 御所市 御所まち
細い用水路?虫がとっても多い。
奈良県 御所市 御所まち
細い道、頭上には蜘蛛がはっていて、怖くて通れなかった。

かっこいい樹木を発見

奈良県 御所市 御所まち サイカチの巨樹
「サイカチの巨樹」県指定保護樹木だそう。知らなかったけど、なんかオーラがあって、思わず写真を撮った。

まちづくりってなんだろう

奈良県 御所市 御所まち 洋食ケムリ
分散型ホテル「GOSE SENTO HOTEL」のレストランとしてオープンした洋食屋さん。私には高級だ〜でもかわい〜
奈良県 御所市 御所まち 宿チャリンコ
ここが、分散型ホテルの宿。チェックインも、別の場所だそう。徹底した分散型でおもろい。
奈良県 御所市 御所まち 蘊
蘊(UHN:うん)大正創業の万年筆本舗を改修した古民家宿。何も知らずにお邪魔したわたしにも、万年筆屋としての歴史を丁寧に教えてくれた。
奈良県 御所市 御所まち 御所宝湯 リノベーション銭湯
銭湯「御所宝湯」さんでひとっ風呂。

これらを同じまちづくり会社が手がけている。

いいまちだな、と思うだけでは、なかなかわざわざ足を運ぶきっかけにはならない。そこに「ここに行きたい」と思える場所がひとつあると、まちを訪れる理由になる。

建築やお店の雰囲気に共通するものがあって、それがまちのなかに点在している。

それぞれをめぐるうちに、まちそのものを好きになっていく。そんな楽しみ方もあるのかもしれない。

暮らしの温度

奈良県 御所市 御所まち
たまねぎが吊るされている。なんか、いいなぁ〜。

鴨都波神社 ススキ提灯の巡行

奈良県 御所市 御所まち 鴨都波神社 ススキ提灯の巡行
儀式のようなうたをうたい、氏子の各自治会から約30基のススキ提灯がまちの中をあるく。不思議なきもちだった。

モリソン万年筆&カフェ

奈良県 御所市 御所まち モリソン万年筆&カフェ
夜に空いているお店は少ないらしく、ここを紹介してもらった。
奈良県 御所市 御所まち モリソン万年筆&カフェ バー
オリジナルカクテル「御所の空」夕焼けをイメージしたお酒。
奈良県 御所市 御所まち モリソン万年筆&カフェ バー
鴨の和風パスタ。おいしい。

大正7年創業の「モリソン万年筆」本店跡地が、カフェバーとして生まれ変わり、10年。
昔、おじいちゃんが薬を売り歩いていたが、万年筆も売って欲しいと言われて作ってみたら案外つくれてしまったのがはじまり。

このまちで生まれ育ったマスターに、昔話を聞き、御所のまちづくりについて教えてもらう。

柔らかく、温厚なマスターを見ていると、こころが安らぐ。

夜はあまりに暗い。星がすこし見える。

奈良県 御所市 御所まち
スマホのライトをつけないと歩けない道も。

御所ぶらり旅は、これにて終了。

一度目と二度目では、感じることがすこしちがう。

知っている道が増えて、
別にこれで終わりじゃないんだから、
行きたいところ全部に行く必要すらない。

ふとしたときに出逢う人や、場を楽しみたい。

なにも考えず、ただわくわくしながら歩くことの贅沢さ。

綺麗な景色を見つけたら、
時間なんて気にせず、腰掛けたっていい。

観光客でも、生活しているみたいに過ごす。

そうやって、まちを味わいたい。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

もくじ
閉じる