先月、はじめて訪れた奈良県御所市。
銭湯の番頭さんに、来月はお祭りがあると教えてもらったので、ふたたび御所へ。
さて、今回はどんな1日になるかな〜。自由だ。
珈琲専門店 善兵ヱ でひとやすみ
1時間に1本しか来ない電車に乗り遅れ、王子駅の喫茶店へ。こういうのいいな。なんもきまってないとできるんだよ、こういうの。


御所に、ついた!
ああ、この景色。おぼえてる。

降りてすぐ、前回とは違う方向にあるいてみる。






目的地は、ありません。



前喜商店さんにふたたび。



カメラを持って、まち歩きに来る人が多いという。
「みんないいまちだって言ってくれるけど、わたしにとっては日常なのよ」
そう話してくれた、お店のおかあさん。
昔はもっと賑わっていて、この通りもお店ばかりだったのだとか。
きょうはお祭り。旦那さんは準備に出かけていて、あしたはおかあさんも朝早くから参加するそう。
地域の自営業者たちが協力し合い、まちのお祭りを支えている。
「暮らしのなかで困って連絡したら、すぐに来てくれるしね」
そんな話や、お祭りのこと、夜に開いているお店のことまで、親切に教えてくれた。
このまちの日常をつくっている人たちがいるからこそ、今の風景があるんだろうな。

御所まちのはずれに。ここにも、人が住んでいるのだろうか?




かっこいい樹木を発見

まちづくりってなんだろう




これらを同じまちづくり会社が手がけている。
いいまちだな、と思うだけでは、なかなかわざわざ足を運ぶきっかけにはならない。そこに「ここに行きたい」と思える場所がひとつあると、まちを訪れる理由になる。
建築やお店の雰囲気に共通するものがあって、それがまちのなかに点在している。
それぞれをめぐるうちに、まちそのものを好きになっていく。そんな楽しみ方もあるのかもしれない。
暮らしの温度

鴨都波神社 ススキ提灯の巡行

モリソン万年筆&カフェ



大正7年創業の「モリソン万年筆」本店跡地が、カフェバーとして生まれ変わり、10年。
昔、おじいちゃんが薬を売り歩いていたが、万年筆も売って欲しいと言われて作ってみたら案外つくれてしまったのがはじまり。
このまちで生まれ育ったマスターに、昔話を聞き、御所のまちづくりについて教えてもらう。
柔らかく、温厚なマスターを見ていると、こころが安らぐ。
夜はあまりに暗い。星がすこし見える。

御所ぶらり旅は、これにて終了。
一度目と二度目では、感じることがすこしちがう。
知っている道が増えて、
別にこれで終わりじゃないんだから、
行きたいところ全部に行く必要すらない。
ふとしたときに出逢う人や、場を楽しみたい。
なにも考えず、ただわくわくしながら歩くことの贅沢さ。
綺麗な景色を見つけたら、
時間なんて気にせず、腰掛けたっていい。
観光客でも、生活しているみたいに過ごす。
そうやって、まちを味わいたい。


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